![]() Zeiss Ikon / Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM Kodak 400TX 東京 新宿 2008 恵比寿。 九十九ラーメン食ってみたいという気持ちをグッと堪えて、 10時に東京写真美術館へ向かった。 最後の信号が青に変わると、若いヤツがかなりいるのに気づいた。 みんな写真美術館方面へ向かう。十数人はいるな。 カバンの中にはカメラ入ってんだろうなコンチクショウなんて思ってたら、 全員ガーデンプレイスの建物の中へ入っていった。おめーらレストランのバイトかww 結局、1人で写真美術館に向かい、開館前に待っていたのはオレ入れて4人。 とりあえずエレベーターで3Fに向かった。 <レトロスペクティブ> 新幹線で犬の記憶終章を読んできたワケだ。 パリ中に猪豚の写真が・・・と言われても、猪豚の写真を見た事がない。 で、あった、猪豚。他にも文章でしか知らなかった写真を、 ああ、これかと確認するような作業をすることになる。 しかもだ。見てる最中に気づいたんだけど、 自分の頭の中にヒストグラムが表示されている。 律儀にLightRoomと同じ右上あたりだw 写ってるものじゃなくて、白と黒、そういう見方もしているとしたら、 それはそれでよいのだけれど。 周りを見渡したら結構な客の数になってた。 その全員に追い抜かれる事になったが。 <ハワイ> 変な音が気になる。意図的にかけてある曲(音?)なのかな。 蛍光灯の反射で写真が見にくい。 上段の写真とか斜めにするとかしてなんとかならないのかな。 さて、森山大道展を見に来るまで、 オレはこの後、フジヤカメラへ行って645を買うつもりだったのだ。 それがハワイの展示室に入った瞬間、その気持ちが消え失せた。 645を使ってまでオレは何を撮ろうとしていたのか、まるで思い浮かばない。 645が欲しいと思っていた自分が恥ずかしく思えた。 <モリヤマダイドー> レトロスペクティブとハワイで90分かかった。 最後のスライドは見なかった。 投影された薄汚れた黒の中に森山大道を見いだせないと思ったから。 汚い写真だなとどんどん見ていける人はまんまと騙されている。 写されたモノはリアルだけれど、写っているモノはリアルではない。 後で自分のメモ帳見返すと、ただ「活殺」と書いていた。 森山大道展の中にも、路地にいる子供の写真で、 過去で殺され、後のプリントで活かされた写真があった。 二枚は同じ場所に展時されている。元は同じ写真でありながら、まるで別の写真だ。 街の中で撮るリアルは、モリヤマダイドーより歩き、撮る事によって、 「まだ」近づける要素があるのだと思う。 問題はその後で、その莫大にならざるをえないフィルムからのセレクト、 そして、間違いなくプリントにある。 取捨選択での活殺。プリントでの活殺。 撮る瞬間においては何にも関与できないスナップでありながら、 撮ったあとにその場景を活かし、殺す。 撮って撮って、それでも撮るのと同時に、 プリントしてプリントして、それでもなおプリントする必要性。 とてつもない山に向かって、また一歩進むための標ぐらいは見つけただろうか。 結果、645を買うつもりだった金で、 モノクロ用の黒が使えるプリンタを買う事にした。 自分の写真の方向性がどうであれ、一度森山大道展には行った方がいい。 黒く染まってみる事で見えてくる事もあるよきっと。 【追記】 見つけたのではっておきます。 【写真展リアルタイムレポート】森山大道展「レトロスペクティヴ 1965-2005」、「ハワイ」 |
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